シーズン終えた石垣島へあえて旅行に行く3つの理由
夏のリゾート地として最近観光客が多くなっている石垣島へシーズンの終えて10月に行ってきました。
何故、この時期に離島にいくのか?この時期でも観光して楽しいのか?実際に行って検証してみました。
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旅費の問題
旅行にかかる費用の中で交通費の比率はかなり高いです。
まして、離島観光となると交通手段は飛行機になるので重要視すべき点です。
関西から石垣へは関西国際空港からANA、日本トランスオーシャン、ピーチが利用できます。しかし繁忙期とその他では運賃に価格差があります。
仕方ないですね。航空運賃は季節によって大きくことなります。たとえ、LCCであっても同じです。時として2倍以上運賃が変わるってことは良くあることです。
今回はANAを利用しましたが、繁忙期は往復約8万円以上かかります(プレミアムクラス)
ところが、夏のトップシーズンを越えると値下がりが始まります。
ちなみに私が実際に言った10月とまた来月行く11月の運賃は下記のとおりです。
シーズンが終わった11月ではトップシーズンに比べ約3万円以上も安くなります。
3万円もあれば、リゾートホテルに1泊できる金額ですよね。もしくは、地元有名焼肉店で「石垣牛」が5人分も食べれるほどの差です。
プレミアムクラスを選んだ理由
石垣島って日本のほぼ最南端で遠いですね。沖縄本島から400Km、鹿児島から1,000Km、東京からは2,000Kmも離れています。逆に台湾まではわずか300Km弱しかありません。
飛行時間も3時間近くかかります。1,2時間なら座席の狭いLCCでもいいかなと思うんですが、3時間となると折角の旅行気分が目的地に着くまでに萎えてしまいます。
たまの旅行なら出発から帰宅するまで快適に過ごしたい思いからです。
ANAラウンジが利用
関西国際空から石垣島行きはANA便ならAM:8:20分出発と結構早い時間帯です。この飛行機に乗ろうとすると必然的に早起きして空港へ行くことになりますよね。
飛行機は列車と違って、出発1時間前には保安検査を受けないといけません。そうなると出発までの時間をどうするか?ってなります。
その場合一番過ごしやすいのは、やはり「ラウンジ」の使用です。
ゆっくりと落ち着いてコーヒーを飲みながら、旅の予定なんかもチェックするにはとても良い場所です。
航空会社ラウンジが使用できない場合は、カードラウンジを利用されても良いと思います。カードラウンジはゴールドカード以上のクレジットカードと航空券を提示すれば無料で利用できます。(有償でも利用可能)
関西国際空港にはカードラウンジが5つあります。
・アネックス六甲
・ラウンジ六甲
・ラウンジ比叡
・ラウンジ金剛
・大韓航空ラウンジ
旅行に便利なプライオリティ・パス
国内空港ラウンジを利用する時に便利なゴールドカードですが、海外へ行った時も更に便利なのが、「プライオリティ・パス」です。
世界130か国500都市1000ケ所以上のラウンジが無料で使えます。ただ、プライオリティ・パスは年会費399US$はネックなんです。
でも、楽天プレミアムカードさえ持てば、年会費¥10,000で「プライオリティ・パス」が付帯されます。お得ですよね。
詳細については、下記記事をご覧ください。
機内食が無料
プレミアムクラスでは機内食が無料で提供されます。また、スパークリングワイン、日本酒、ビール。好きな飲み物も好きな時に頼むことが出来るってうれしい限りです。
機内に入った瞬間からちょっと贅沢な旅が始まります。
秋がベストシーズン
※time-j.netより引用
観光客の最も多い7月から9月までは気温も30℃を超え、直射日光も非常に厳しい季節であることは上図からも分かります。
日焼けするには良いかもしれませんが、観光するには大変ですよね。
でも、10月を過ぎれば気温も30℃以下になり、日中はまだ暑いですが朝夕はかなり涼しくなります。
観光旅行者にとっては、過ごしやすく行動しやすい季節と言えます。
混雑しない
人口が少ない石垣島と言えども観光シーズンになると道も広くないので渋滞が発生します。
特に「川平湾」を中心に普段なら30分程度で行ける観光地も倍以上時間がかかることは多々あります。
でも、秋になればぐっと観光客も減るので渋滞なんてありません。
グーグルマップで調べたとおりの時間で何処でもいけるので一日で行ける場所も増えます。
今回ほぼ半日で島内の主要観光地を廻りました。
理想的な交通手段は「レンタカー」に限ります。一日なら¥7,000も出せば借りられる費用です。4人で行けば一人当たり¥2,000もかかりません。
カーナビも付いているし、道はまっすぐなので誰でも運転できます。
レンタカー会社は空港周辺にあり、空港まで迎えにも来てくれるので便利なことこの上ありません。
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実際に行った観光地の紹介
玉通崎展望台
空港からは20分もかからないと思います。
交通量はいたって少なく運転しやすい道です。
石垣島の北東に位置する「玉取崎展望台」は、海を眺められる景観地として人気のスポットです。
駐車場から展望台の頂上まで徒歩数分で平久保半島を一望できます。
人の少ないこの時期なら、展望台に座って大海を見ているだけも心落ち着きますよ~
平久保崎灯台
玉取崎展望台から約20分。石垣最北端に位置する灯台がある景勝地です。
灯台への道は看板がたよりですが、道は狭いので気を付けてください。
駐車場も7.8台しかありませんが、交通の支障のないよう道端に停めることも出来ます。
灯台へは歩いて行けますが、階段になります。そのほか周辺散策も出来ますが、足元は悪いので普段歩きなれていない方は注意ください。
それでも、岸壁から見下ろす景色は雄大です。サンゴ礁が広がるリーフと荒波が打ち寄せる外海は離島ならでは。飽きることがありませんでした。
ヒルギ群落
石垣でマングローブと言えば、天然記念物に指定されている「宮良川のヒルギ林」が有名ですが、ここ「吹通川マングローブ群落」も見てて心が癒される場所です。
平久保崎から川平湾へ行く途中にあるのでルート的にも良いのではないでしょうか?
マングローブってただ貴重な植物でしょ?程度しか知りませんでしたが、実際に見ると癒されます。
浅い川の流れの中、独特の根を生やしている様は南国離島ならではの景色。じっと川辺にたたずんでいた居ただけですが、心洗われた気がしました。
川平湾
次に石垣島最大の観光場所として有名な「川平湾」に向かいます。
驚くほど車の量が少なく、信号もありません。意外とまっすぐな道なので誰でも運転できると思われます。
ただし、有名な観光地なのでゴールデンウィークを含め繁忙期は混雑するようです。
※もし、空港からバスを利用されるなら「米原キャンプ場行き」がPM12:00とPM15:00の2本が運行しているので利用も出来ます。
川平湾概要
湾内の海は、光の加減や潮の満ち引きにより刻々とその色を変え、石垣島を代表する景勝地と評される。湾口をふさぐように横たわる小島(くじま)をはじめとする小さな島が湾内に点在し、海中には数多くの種類の造礁サンゴが群落を形成している。
湾内のサンゴ礁の景観は観光用のグラスボートから鑑賞することができる。潮流が強いため遊泳は禁止されている。
黒真珠の養殖でも知られているが、近年急速な水質汚染ならびに汽水化が進行しており、早急な対策が望まれている。 ※ウキペディアより引用
凄く綺麗な湾です。残念なのは雨は降ってませんが、どん曇りなので素晴らしい海の色とは言えませんでした。ここは再度リベンジしたいと思います。
小高い展望場所から見るのも良し。グラスボートに乗ってサンゴ鑑賞するのも良し。周辺も含め鑑賞目的の観光地です。
グラスボートは30分で¥1,080だったと思います。透明度も高く、魚とサンゴの鑑賞にはほど良い時間を過ごしました。
15分に1隻でるので、余り待つこともありませんでした。
なお、駐車場は無料もあるようですが、観光地に近いのは有料駐車場です。情報では1日300円と聞いてましたが、時間制となってました。それでも2時間強停めて300円ですから十分安いですね。
御神崎灯台(おがんざきとうだい)
川平湾から車で約20分。御神崎は屋良部半島の西海岸にある岬、展望台から断崖絶壁の下、サンゴ礁が広がる海が見えます。
夕方に行くと夕日が綺麗なスポットとして有名のようです。ただ、日帰り修行では見ることは出来そうにありません。
晴れた日は西表島が見えるそうです。(上写真で言うと右上端あたり)
御神崎灯台へ入る道は少し狭いので注意が必要です。
また駐車場は無料ですが駐車スペースは数台。店とかも無くあるのはトイレと自動販売機のみです。
昭和27年12月8日、岬の沖合で那覇から石垣へ航行していた八重山丸が季節風により遭難し、死者行方不明者35人もの惨事がありました。
そこで亡くなられた方々の碑も建てられています。
灯台から岬の先端まで歩いて行けます。ただ、相当風が強いのと足元が整備されてなのですこし注意してください
まとめ
大自然に囲まれた離島「石垣島」本州では見られない南国特有の自然に触れると「ここが本当に日本?」と勘違いしそうなくらい美しい島でした。
リゾート地のイメージが強いので、「ゴールデンウィーク期間」「夏休み」に行かれる方が大半のようですが、実は快適に過ごして楽な観光が出来るのは秋です。
旅費も安くなり混雑もなければ、あなたが思う場所へ好きな時間に行ける自由な旅が満喫できます。
季節感が本州と異なる南国離島への旅は、少しだけ時期をずらすと満足度も高まります。
発想を変えて素敵な旅を。
この度も最後まで読んでいただきありがとうございました。